D-wallet

 

ラウンドファスナーウォレットをベースに、ビンテージのライダースジャケットに

見られるディティールである「D−ポケット」を配したウォレット。

ボディーにはしっかりとした厚みのあるイタリアのヌメ革「ブッテーロ」を使用。

真鍮パーツと鈍い光沢のレザーが重厚感を醸し出す。


D-ポケット部のボールチェーンタイプの「TALON」ファスナーがアクセントになる。

ウォレットロープ、チェーン取り付け用のDリングは肉厚の真鍮製、標準装備である。

インナーはセンターにコインケースを配し、両側に札入れ、カードケースが並ぶ。

収納力があり、使い勝手も良い。

また、インナーのレザーは赤茶色の「マレンマレザー」を使用しているので財布を開けた時に違った表情が楽しめる。

レザーは耐久性、ボリューム感を考え厚みのあるものを使用しているため重量感があり、使い始めはハードな印象であるが、使い込むと手に馴染んでくる。

ちなみにDポケットはファスナーを開ければカードを入れることが可能であるが、構造上形が浮き出てくることもあり、基本的にはデザインとお考えいただきたい。

また、フラップポケットも開閉は可能であるが、サイズ的にほぼ何も入らないのでご了承いただきたい。


厳選されたレザー、パーツのみを使用し、足踏みミシンで1針1針ハンドメイドで仕上げた逸品「D-wallet」はShinの新たなるフラッグシップモデルである。



105mm×奥行き210mm×厚み30mm

価格 48000円+税(3840円)

ロープ別売り


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「ブッテーロ」とは。

イタリアのフィレンツェにある家族経営の小さな会社「ワルピエ社」が生産する化学物質を一切使用しない植物タンニン鞣しのヌメ革である。

熟練の職人が鞣すこの革はオイルを豊富に含み、手染めによる染色が施されている。

表面を顔料で覆うことなどしていないので、染み、傷跡等が隠されておらず1枚1枚革本来の違った表情をみせてくれる。

新品の状態ではやや光沢が抑えられているが、内部に含まれたオイルにより使い始めると次第に透明感のある艶が出始める。

世界の一流メーカーも使用している「キング・オブ・ヌメ革」である。

縫製はSINGERの足踏みミシンで一針一針丁寧に行われる。生産効率は悪いが、出来上がりにハンドメイドならではの暖かみが宿る。


写真は別のアイテム

革の床面(裏側)は強度と滑りの良さを向上するために全て丹念に磨き上げられている。

言われなければわからないような違いであるが、非常に手間のかかる作業である。

写真の上が磨き前、床面ならではの毛羽だちがある。下が磨き後。艶があり毛羽立ちが抑えられている。

コインケースのファスナーには「スピア(槍)型のTALON、スナップも旧式の4つ割れタイプを採用。

ディティールにもこだわり、全てにおいてクオリティの高いパーツを使用している。

ファスナーはもちろん「TALON」である。ファスナーのテープ(布部)はコットン製。

一般的にはほぼ使われていない織機械で作られているので糸の目が詰まっていて

織り目が非常に細かいのが特徴である。

新色の「赤茶」もラインナップ。

レザーはマレンマ。曲げると地の色が見えるプルアップレザーならではの色ムラが味わえる。

アンティークな雰囲気のD-walletである。

インナーは焦茶のマレンマ

仕入れ時期などにより革の色(濃淡)は多少変化する場合があります。

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SHINの商品は全て1931年製のSINGER足踏みミシンで製作されています。

生産効率は高くないですが糸締まりが良く、小物からバッグまで作ることが出来るオールマイティなミシンです。ビンテージのミシンを使うことで、良いモノをメンテナンスしながら長年使うというSHINの理念を体現しています。

そして、足踏みで1針1針縫うことでハンドメイド特有のあたたかみが生まれます。